imp___kgyk's blog

大好きな人の思い出を忘れないようにする備忘録

SPUR 2021.11

BOYS IN PINK

僕らの日々は、始まったばかり IMPACTors ボーイズ・イン・ピンク

音楽番組でグループ結成が 発表されたのは、わずか11カ月前。 黒ずくめの衣装にピンクの手袋、 激しいダンスと華のあるビジュアルの 彼らは、名前どおり衝撃的だった。 この7人が与えるインパクトは パフォーマンスだけではない。 熱いマインドと愛すべきユーモア、 そして志高く明確な目標を持つ 姿勢はきっと、エンターテインメント界を 照らす光になるだろう

佐藤新 ARATA SATO

''グループのセンターとして かっこつける用意ができた''

「マイペースで方向音痴。メンバーからよく指摘されます。みんなが行かないタイミングでトイレに立ったり、みんなが食べないタイミングでご飯を食べたり・・・・・・。もちろんわざとやっているわけじゃないんですけどね。今日もひとつ前の現場にたどり着けなくて、メンバーに電話して救出してもらいました。仕事で夢中になっているのはダンス。最近、純粋に楽しいって思えるようになったんです。これまではかっこつけることにためらいを感じていたというか、先輩のバックで踊ることに慣れすぎて、無意識にリミッターをかけていたのかもしれません。今はセンターを任せてもらっているので『やりすぎじゃない?』って言われるくらいかっこつけていきたいです」

さとう あらた ● 2000年9月1日生まれ、東京都出身。映画「鳩の撃退法」に出演。特技はおいしいスイカの見分け方。週7で食べている。

椿泰我 TAIGA TSUBAKI

''クールなIMPACTorsの ギャップを担っていきたい''

「3歳からダンス、6歳から演技を経験しているので、人に見られることが大好き。かっこいい曲のときも、ステージに立っていると楽しい気持ちがあふれて、気づいたらニヤニヤしちゃってるぐらい(笑)。胸を張って今の仕事が天職だと言えます。僕は事務所に入ってからグループを組ませてもらえるまでに13年かかったので、とにかく今はIMPACTorsを知ってもらえるために何でもやりたいんです。Snow Man向井康二くんと仲良くしてもらっているんですが、僕も彼と同じくおしゃべりが大好きなのでバラエティ番組にも出たい。グループ自体はクールでとがったパフォーマンスを目指しているけど、『しゃべったらひょうきん』っていうギャップを、僕が担当したいと思います」

つばき たいが ● 1998年2月10日生まれ、神奈川県出身。きれいに整頓された衣装部屋があるほどファッション好き。服を自作することも。

松井奏 MINATO MATSUI

''モデルに挑戦したいという 明確な目標ができたところ''

「181cmの身長にも恵まれて、僕、洋服が似合うんです(笑)。最近はSnow Man目黒蓮くんみたいにモデルをしたいっていう明確な目標ができました。実はこれまで背が高いことがコンプレックスだったんです。先輩の後ろで踊る大勢のジャニーズJr.の中にいるとどうしても悪目立ちしちゃうので、ポジションはいつも後列の端っこでした。でもグループを組んで前に立たせてもらえるようになってからは、自分の強みにできるなって思ったんです。ただし問題なのはファッションに疎いこと。ゲームもしないし漫画もアニメも見ないしスポーツもできないし、いわゆる無趣味。でもまっさらな分、これからどんなことにでも興味を持てる。何に出会えるか、自分でも楽しみです」

まつい みなと ● 2000年9月2日生まれ、千葉県出身。プライベートでは長男、グループでは最年少(佐藤さんと生年月日が1日違い!)。

基俊介 SHUNSUKE MOTOI

''MCとしてメンバーの ブログもチェックしてます''

「グループの中での役割はMC。子どもの頃に見ていた『SMAP×SMAP』の中居(正広)くんがすごく好きで、昔から漠然とMCに憧れがあったんです。『滝沢歌舞伎ZERO 2021』の公演中は、Snow Manの深澤(辰哉)くんや(岩本)照くんにMCのやり方を教えてもらっていました。大事にしているのはいろんなことに興味を持つこと。普段からメンバーのブログにも目を通しています。子どもの頃はゲーム小僧だったんですが、今は母親の影響でファッションも好き。ブランドの歴史や職人さんの思いとか、背景まで調べるようにしています。指が細いので、大学生のときに母が大切にしていた指輪を譲り受けたんです。もし指が太くなって入らなくなっても、ずっと大事にしていきたい」

もとい しゅんすけ ● 1996年10月17日、埼玉県出身。車の運転が好きで、最近は新しい趣味としてカートレースを始めようと計画中。

山拓 TAKUYA KAGEYAMA

''人前は大の苦手だったのに ジャニーズには憧れがあった''

「IMPACTorsのリーダーを務めていますが、子どもの頃から人前に立つのが大の苦手。小学生のときなんて、日記が担当する朝の1分間スピーチが嫌すぎて学校を休みましたからね。ただ、不思議とジャニーズにはずっと入りたいと思っていたんです。ステージに立つときは人前で何かをしているというよりも、観客とコミュニケーションを取っている感覚になるんです。武器は歌。『きれいな声をしているね』と褒めていただくことがあるので、これからも勉強していきたいです。ファッションに関しては好きなのにうまく着こなせないのが悩み。キャラものに惹かれるので、取り入れるとどうしても子どもっぽくなっちゃって。兄妹からはよく『拓也の服、やばくない?』って言われてます」

かげやま たくや ● 1997年6月11日生まれ、東京都出身。憧れる歌声はV6の坂本昌行さん、SixTONES京本大我さん、ジェシーさん。

鈴木大河 TAIGA SUZUKI

''言葉より服でメッセージを 伝えるほうが合っている''

「昔から母には『様子見タイプ』と言われていたんですが、確かに我先には行かずに、一番先に行った人を見て冷静に分析してから行動するタイプ。自分なりの意見や芯みたいなものはちゃんとあるんですけど、俺が俺がと主張することもあまりしないかも。個性的なメンバーの中にいると控えめな性格だと思われるけど、今ではそれが逆に自分の個性になるのかなって思っています。言葉で発信することは少ない分、ファッションで主張することは好き。0から1をつくることより、コーディネートやアイデアを出すディレクションが好きなことに気づいたんです。8月の『Summer Paradise 2021』でもステージ衣装の希望を出しました。IMPACTorsのおしゃれ番長を目指してます」

すずき たいが ● 1998年6月29日生まれ、千葉県出身。メンバーからは「空気清浄機」や「マイナスイオン」と言われるほどの癒しキャラ。

横原悠毅 YUKI YOKOHARA

''歌もダンプもおしゃべりも 得意な、顔面担当です''

「ご覧のとおりイケメンなので、顔面担当と名乗っています(笑)。器用なので歌もダンスもおしゃべりも得意。たまに自分でも『俺、才能あるなー』って思います。今回初めて僕を知って興味を持ってくださった方には『いろんな魅力があるので好きな部分をどうぞ』って伝えたいです。ファッションにはあまり興味がなく、アクセサリーも基本つけないですね。素がいいんで(笑)。ただ、Tシャツやパーカを暇つぶしで作ることはあります。今日着てきた私服のTシャツもそう。自分でデザインしているんですが、日本語をローマ字にしただけじゃなく、ローマ字にしたときに単語として成立するロゴにしてみました。これからも何かいいワードが思いついたら作ろうと思ってます」

よこはら ゆうき ● 1996年9月13日、静岡県出身。メンバーからは「しゃべらないほうがいい」と言われる、生粋のお笑い好き。

IMPACTors 2020年10月16日に出演した「ミュージックステーション」の放送中のテロップで、初めてグループ結成が発表された。 Snow Man主演の映画「滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie」や舞台「滝沢歌舞伎ZERO 2021」に出演。

圧倒的なパフォーマンスと 内面のギャップが魅力

ジャニーズJr.といえど、今や単独コンサートのチケットを入手するのは至難の業。ドラマや映画で主演を張り、バラエティで冠番組を持つなど、絶大な人気を誇る芸達者なグループも多い。そんな中、昨年10月に誕生したばかりのIMPACTorsは、熱心なファン以外にはまだそれほど世間に魅力を認知されていないが、注目すべき存在だ。 「僕ら、グループを組むまではほとんどマイクすら握ったことがない人ばかりなんです。だからこそ『駆け上がってやろう』っていうハングリー精神は人一倍強いと思います」(鈴木) 「自分たちであえて前面に打ち出してはいないんですけど、歌がうまいんですよ(笑)、メンバー全員。ただ ''歌い慣れてない'' だけなんです。こっからみんなが驚くくらい、もっともっとうまくなりますんで」(横原) ロゴにも使われているグループカラーの黒とピンク。黒90%、ピンク10%と割合まで決まっているのは珍しいが、クールな曲調に合わせた一糸乱れぬパワフルなダンスと、体温を感じる歌と表情の色気のバランスは、「ピンクを加えることでセクシーさやミステリアスを表現している」(影山)というコンセプトどおり。最年少20歳(松井)、最年長25歳(横原)というジャニーズJr.としては決して若くない年齢に、努力の足跡が刻まれている。 「8月に開催したライブ『Summer Paradise 2021』のセットリストなども、『こんなに話し合う?』ってくらいとことん打ち合わせしたんです。本番ギリギリまで一切妥協しません」(椿) 「週7回当たり前にリハーサルするし、全員が毎回リハの動画を持ち帰って、次会うときにはどう思ったか反省点言い合うしね。年齢もジャニーズ歴もバラバラな7人だけど、それぞれの意見を否定しないっていう姿勢も、グループのよさのひとつだと思います」(基) 常に想像しているのは、「幕が開いたときのお客さんの表情」(佐藤)。その理由を、松井が語ってくれた。 「僕らは突然集められてグループを組んだわけじゃなく、名前がつく前から一緒に活動していた期間があるんです。その時期は『絶対に7人でグループを組みたい』と真剣に話し合っていたし、ファンのみんなが声を上げてくれたことも、グループができる後押しになった。だからよく先輩たちが『ファンのみなさんのおかげです』って言ってるのを聞くけど、本当にそのとおりなんだなって実感している毎日です」 撮影の日、スタッフが驚いたのはメンバーの身長の高さとビジュアルのバランスのよさ、そして表現力。7人が集まると格別に華やかなオーラに包まれる。ただし、今回はあえてジョン・ヒューズが手がけた愛すべき80年代の青春映画のように、少しオクテな男の子たちがクラスの端っこに集まり、バカ話に花を咲かせている・・・・・・というストーリーで撮影が行われた。そのコンセプトを聞いた7人は、「え、いつもの俺らじゃん!」とちょっぴり驚いて、うれしそうに澄んだ瞳を輝かせた。 「俺らみたいな男子校感って、ほかになかなかいないと思うんです」(基) 「ちょっと地味な感じね」(鈴木) 「目立つタイプじゃなかったし」(佐藤) 「逆に目立つ人たちのことを『おもんない』って思ってたタイプ」(横原) 「それ、ちょっとわかる」(松井) 「全員そのタイプかも」(影山) その後も、それぞれ学生時代に直面したオクテなエピソードが、出るわ出るわ。「明るい性格の人がいないグループが珍しいんじゃなく、ここまで目立たなかったことを胸張って言うグループが珍しいんだと思う」と、椿が的確な分析でまとめると、「今はもちろん、学生時代とは違いますけどね・・・・・・」とリーダーの影山が消え入りそうな声でぽつり。その間合いと気にしすぎな性格に、「そういうとこ!」と6人がツッコんだのは言うまでもない。

ジャニーズが好き。 それが7人の最大の強み

デビューすることではなく その先で輝くことが目標

先輩のステージでバックを務めてきた経験が多いIMPACTorsにとって、Snow Manが主演を務める人気舞台『滝沢歌舞伎ZERO』との縁は特に深い。 「(岩本)照くんが言っていたんです。『毎公演真剣に向き合った人は、どの現場に行っても絶対に恥をかかない』って。仕事に向き合う姿勢とか当たり前の礼儀とか、人間として成長できる修行の場だと思います」(基) 「Snow Manは滝沢(秀明)くんが主演のときにバックを務めていたので、僕らの気持ちをわかってくれる。それがすごくありがたいんです」(鈴木) そう語る彼らの強みは、「全員がジャニーズを好きなこと」(影山) 「Snow ManSixTONES、King&Princeはもちろん、あのSMAPや嵐が先輩ってすごいよね。輝いているお手本がありすぎるので、もう学ぶことしかない。カウントダウンコンサートに出演するときとか、『え、いていいんですか?』みたいな気持ちになるもんね」(横原) 「俺、(国分)太一くんに『頑張って』って言われたことあるわ」(椿) 「俺なんか木村拓哉さんにエレベーターで『頑張れ』って言われたし」(横原) 「えぐー!」(全員) 先輩とのエピソードが、いつの間にかファン同士の自慢合戦と化したが、彼らの愛のまなざしは、しっかりとグループにも向けられている。 「昨日の夜、眠れなくて自分たちのライブの映像を見返したんです。そしたら涙が止まらなくなっちゃって。IMPACTorsについてなら、僕、何時間でも語れますんで!」(松井) デビューが目標ではなく、「デビューした先に輝くことが目標」(佐藤)。そう清々しいほどに言い切る、愛にあふれた愛すべき7人の歩みに期待だ。

ジャニーズJr. 徹底解剖 File.30

8/27 発売 【Dance SQUARE Vol.45】

ジャニーズJr. 徹底解剖 File.30 Kageyama Takuya

マルチに活躍できるジャニーズこそが、 自分の歩みたい道です

山拓

天真爛漫な雰囲気と明るい笑顔で、IMPACTorsの太陽のような存在でもある影山拓也。憧れを抱いて飛び込んだ世界、伸び悩んだ時期、そして念願のグループ結成・・・。溌剌とした口調で想いを語る彼の心のなかは、自分たちを応援する人々への感謝で溢れていた。

初めて立ったステージで 見つけた1枚の団扇

人前に出るのが苦手な恥ずかしがり屋で、幼少期はいつも母親の背中に隠れていました。そんな僕がジャニーズに入ろうと思ったきっかけは山田(涼介)君。母親の影響で元々ジャニーズは好きだったのですが、「探偵学園Q」('07)で見た山田君のカッコ良さに衝撃を受け、''僕もジャニーズやりたい!''と、小学校5年生の時に自分で履歴書を送りました。しかし何の音沙汰もなく・・・。''やっぱり夢の世界だよな''と思いつつ、諦め切れずに何度も応募して・・・。そしたら中学2年生の時ですよ、オーディションのお知らせが来たんです。その日は漢字検定を受けるために、朝早くから支度をしていました。母親はたまたま、1週間分溜まったFAXを確認していて、そのなかに事務所からの連絡が。しかも今日午後のオーディション・・・!あの時FAXを確認していなかったらと思うと今でもドキドキしますけど(笑)、約4年にも渡る僕の想いがやっと実ったんです。 漢字検定に行くつもりだったから心の準備もできないまま、慌てて母親とオーディション会場に向かいました。緊張で昼食も全く喉を通らなかったことを覚えています。スタジオに入った瞬間、周りがカッコいい人だらけで一気に萎縮しちゃいましたね・・・(苦笑)。課題曲はHey! Say! JUMPさんの「OVER」。ダンスはやったことがなかったので、言われるがままに精一杯踊って。手応えは分からなかったけど、「次も来てください」が何回か続き・・・。だんだん減っていく人数に、''自分も次呼ばれなかったらどうしよう''と不安でいっぱいになりました。この''いつ呼んでもらえなくなるか分からない''という緊張感は、今でも変わらず自分のなかにあるものですね。 数回目のオーディションで、いきなりダンスの課題曲が「OVER」から「SUMMARY」に変わって。と言うか、Hey! Say! JUMPさんの夏のライブ「SUMMARY(2011)」('11)のリハーサルに移行していたんです。そして気付けば、TOKYO DOME CITY HALLでジャニーズJr.として踊っていました。それが'11年の8月。入所が6月だったから、約2か月でステージに立たせていただいたことになりますね。 当時は振付師さんの見よう見まねで、とにかくガムシャラに踊っていました。人前に出るのが苦手ではあったんですけど、前には歌って踊るHey! Say! JUMPさんがいるし、誰も自分のことを見てないだろうという感覚から、恥ずかしさはありませんでしたね。''憧れだったジャニーズに自分もなれてる!''という実感もなくて。でもその意識は公演中に変わりました。''Jr.マンション''の端っこで踊っていたら、客席に「影山」という1枚の団扇を見つけたんですよ。あの時は本当にうれしかった、今でも忘れられないです。''入所して間もない自分のことを見つけて、応援してくれている人がいる''と知り、それからは堂々とステージに立つようになりました。 あと覚えているのが、公演期間中はすべてにおいて1時間前行動をしていたこと(笑)。入り時間のさらに1時間前に会場に入って、開演の1時間前には準備完了の状態でスタンバイしていました。自分なりに、何か人と違うことで熱意を見せられたら・・・と考えた結果だったんだと思います。心配性過ぎるのも理由のひとつなんですけどね(笑)。 入所してすぐコンサートに出演させてもらいましたが、それ以降ガっとお仕事が増えたわけではありませんでした。事務所から3か月くらい連絡がなく不安になることもありましたが、ジャニーズに入ったからには絶対にこの道1本でやっていくと、すでに決めていたんです。高校生になると仕事の幅も増え、嵐さんやNEWSさん、Kis-My-Ft2さんなどのライブツアーのバックでつかせていただくようになり、たとえ行事と重なっていたとしても仕事を優先させてもらいました。それだけ活動に情熱を注ぎたくて。ただ、どんなに熱意を持って活動していても、自分が''大勢のJr.のなかのひとり''というのは20歳くらいまで変わらなかったんです。

強い気持ちで掴んだ 『滝沢歌舞伎』出演

僕は器用なわけでもないし、ほかの誰かより特別抜き出ているものもありません。でも変わりたい、大勢のなかのひとりじゃなくて''影山拓也''として踏み出したい。そんな想いでまずは自分から行動を起こしてみようと、20歳の時、スタッフさんに「『滝沢歌舞伎』に出演したい」と相談に行きました。舞台を生で観た時から憧れていたし、出演経験のあるJr.のメンバーが「貴重な経験になる」と口を揃えて言っていたので、''いつか僕も''と思っていたんです。そして'18年の『滝沢歌舞伎』に参加させていただき、滝沢(秀明)さんからJr.リーダー役も任されました。そこで、ただ一生懸命にパフォーマンスするだけではなく、視野を広く持つこと、自分以外にも気を配れる余裕を持つことの大切さを学びました。この経験は、IMPACTorsとして活動している今も生きていると思います。 『滝沢歌舞伎』は、僕にとって大切なターニングポイント。今のメンバー7人が揃うきっかけになったのも'19年の『滝沢歌舞伎(ZERO)』です。思い返せば、'18〜'21年は怒涛でしたね。'20年の春はコロナ禍で中止にはなりましたが、『ジャニーズ銀座』のラインナップに載ることができて、そして夏には『Summer Paradise』配信ライブ。色々させていただくなか、''いつかバラバラになってしまうかもしれない''という不安は常につきまとっていて・・・。でも自分たちが弱気になっちゃいけない、必ず7人でグループを組むんだという強い想いで走り続けました。 そして今でも鮮明に覚えている'20年10月16日の「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)。本番5分前に滝沢さんから''IMPACTors''というグループ名を告げられた時は、本当にうれしかった・・・!僕たちの想いと、声を上げ続けてくれたファンの方々の力が結ばれたように思えたんです。みなさんがいなければ自分たちはいないし、みなさんがい続けてくれる限り、僕らは夢を見ることができる。そう強く実感した瞬間でした。

味わった悔しさも また踏み出すバネに変えて

今、IMPACTorsのリーダーを任せてもらっていますが、難しいですね。心配性だけど楽観的という不思議な性格の僕には(笑)、どんなリーダー像が合っているのか、まだしっかり掴めていません。言葉がうまくないぶん、想いは素直に伝えるようにしていますが・・・。メンバーには、常にグループ活動を楽しいと思っていて欲しい。そのために自分ができることは何かずっと考えていますし、今後も向き合うべき課題です。 入所してからグループを組むまで、僕は約10年という長い年月がかかりました。後輩のバックで踊るという悔しい経験も自分のバネになり、さらに心に火がつきました。僕、壁が高ければ高いほど燃えるタイプと言うか。逆境を乗り越えた先に待っている達成感って、最高じゃないですか。どんなにツラくても''辞めたい''と思ったことがないのは、こうした自分の性格からだと思います。''いつも明るく笑っている''といったイメージを持ってもらうことが多いですが、これは入所してからから培われた感じで。ジャニーズが本当に好きなんですよ。人って好きなことをしていると、自然と身体の内から''幸せオーラ''が出るんですかね(笑)。この明るい雰囲気は、アイドルとして活動しているお陰です。 僕はアイドル以外にも、俳優、お笑い、モデルと何でもやってみたいから、マルチに活躍できるジャニーズこそが歩みたい道。僕の活動を通して、ファンのみなさんが少しでも元気になったり、イヤなことを忘れられたりしたらうれしいですね。IMPACTorsとしてはデビューはもちろん、その先もずっと輝き続けることが目標です。周りに左右されず、僕たちは僕たちのスピードで走り続けていくので、ファンの方にも心から楽しんでいただきたい。みなさんは僕の元気の源です!今年の『ジャニーズ銀座』('21)で初めてお会いすることができて、改めてみなさんがいてくださるありがたみを強く感じました。僕たちを見つけてくれて本当にありがとうございます。これからもずっと一緒に、新しい景色を見に行きましょう!

DATE FILE by Takuya Kageyama

【髪質】柔らかストレート&少しクセ毛 【眉毛の横幅】5.9cm 【目 横】3.5cm 【目 縦】1.5cm 【鼻の高さ】2.8cm 【口 縦】2.1cm 【口 横】5.4cm 【耳の縦幅】6.6cm

【前腕囲】26cm 【二の腕囲】30cm

【上まつ毛の長さ】0.4cm 【頭囲】58.6cm 【首回り】37.3cm 【肩幅】47cm 【バスト】81.9cm 【腕の長さ】67.6cm 【手首囲】15.8cm 【ウエスト】68.4cm 【ヒップ】89.5cm 【太もも囲】47.4cm 【膝下】49cm 【ふくらはぎ囲】33.4cm 【足首囲】21.7cm 【足のサイズ】28cm

【身長】180cm 【体重】61kg 【体脂肪率】8.6% 【内臓脂肪レベル】2 【BMI】18.8 【基礎代謝】1533kcal 【身体年齢】18歳 【視力】右:0.3、左:0.5~0.7 (コンタクト着用で1.5)

【手の長さ(手首から中指まで)】19.1cm 【指の長さ】 【親指】6.2cm、【人差し指】7.9cm 【中指】8.5cm、【薬指】8cm、 【爪の長さ(中指・ピンクの部分のみ)】1.4cm

Personal Data ★生年月日:1997年6月11日 ★出身地:東京都 ★血液型:O型 ★星座:ふたご座 ★兄弟:兄、妹、妹

AtoZ Question! (回答時間約45分)

【A】Advantages&Disadvantages ★Advantages(長所):声が大きい、常に笑ってる ★Disadvantages(短所):心配性

【B】Beauty ★美容院に行く頻度:月1回 ★美容のこだわり:眉毛はサロンでやってもらいます ★お風呂派?シャワー派?:3日に1回は湯船につかります

【C】Collection ★コレクションしているもの:お菓子のキャラクターのガチャガチャ

【D】Dance ★得意なダンスのジャンル:ジャズ ★苦手なダンスのジャンル:ロック、ヒップホップ ★振付してみたい曲:Kis-My-Ft2さんの「ETERNAL MIND」 ★最近踊った印象に残る振付:Hey! Say! JUMPさんの「Try&error」

【E】Emotion ★最近感動した出来事:有観客ライブができたこと

【F】Fashion ★好きなファッション:カジュアル

【G】Girl ★好きな女の子のタイプ 外見やファッション:上品で爽やか綺麗 内面:約束を守る、笑顔が絶えない、悪口を言わない

【H】Hate ★嫌いな食べ物:キウイ ★嫌いな教科:国語、社会

【I】・・・If ★もしアルバイトするなら?:ピザ屋 ★ジャニーズのなかで付き合うなら?:目黒(蓮)君 ★もし5億円が当たったら?:5億円分の宝くじを買う ★無人島にひとつだけ持っていくとしたら?:塩 ★1日だけ女の子になれるなら何する?:''女性専用''を体験したい

【J】Johnnys' ★ジャニーズでいちはん仲がいい人:松倉(海斗) ★ジャニーズのメンバーを当てはめるなら? 父:宮舘(涼太)君 母:原(嘉孝) 兄:寺西(拓人)君 弟:松倉 ペット:(佐藤)新 いとこ:(永瀬)廉

【K】Kid ★子供のころのあだ名:たっくん ★やっていた習い事:サッカー、空手

【L】Like ★好きな食べ物:ポテト、生ハム ★好きな教科:体育、美術 ★好きな色:黒、赤、カラフル ★好きな香り:ウッド系 ★好きなスポーツ:フットサル

【M】Message ★向井康二さんへのメッセージ:キャンドル、毎晩つけてます! ★ジェシーさんへのメッセージ:数年前にプレゼントしたTシャツ、YouTubeで着てください! ★原嘉孝さんへのメッセージ:今度、美味しい焼肉教えてください。塩味で! ★大西楓雅さんへのメッセージ:まだ僕のこと好きですか?僕は好きです。

【N】Necessary ★Necessary(必需品)は?:財布、リップクリーム

【O】Once again ★もう一度行きたい場所:新潟の温泉

【P】Pet ★飼っているペット:猫3匹

【Q】Question ★今、疑問に思っていること:リップクリームを塗ると、何故か唇が白くなる

【R】Respect ★尊敬している人:母 ★尊敬しているジャニーズの先輩:坂本(昌行)さん、岡田(准一)君、ジェシー

【S】Shopping ★最近買ったもの:ベルト、キーケース

【T】Tear ★最近涙した出来事:膝を棚に強くぶつけた時

【U】Update ★自分がUpdateしたい(伸ばしたい)能力:歌

【V】Vacation ★理想の休日:松倉とアイスランドに行く

【W】Wedding ★理想の結婚年齢:30歳前後

【X】X(バツ) ★どうしても克服できないもの:家に帰って来て、すぐにお風呂に入れない

【Y】Yesterday ★昨日していたこと:雑誌の撮影

【Z】Zzz(睡眠) ★ベッド派?布団派?:ベッド派 ★平均睡眠時間:5時間 ★寝る時の格好:半袖、短パン ★寝る時の体勢:仰向けで膝を曲げて、右手を額にあてる

PLUS ‪α‬ 【テーマ】たこ焼きに合う味付け 1位:オリーブ塩 2位:ネギポン酢 3位:ねぎ塩ごま油

TV GUIDE Alpha VOL.42

'19年、Snow Manが座長を引き継ぎ、'20年は映画という形でさらなる進化を遂げた和のエンターテイメントショー「滝沢歌舞伎ZERO」。彼らにとってホームグラウンドとも言える新橋演舞場では2年ぶり、 そしてデビュー後初の有観客公演でもある待望の舞台だ。 9人の顔が一人ずつスクリーンに映し出される度にメンバーが舞台に登場し、全員が揃うと岩本照が先導する「春の踊りはよぉいやさー」のフレーズで新たなる幕開けが告げられた。

映画版のエンディングでも予告されていた通り「ひらりと桜」で降り注ぐ300万枚の桜と衣装は鮮やかなピンクから、医療従事者の方たちへの感謝の思いを伝える意味を込めたという深い青へ。まるで花びらと遊ぶかのように歌い踊った後は、シルエットまで美しく透ける素材のガウンをふわりと脱いで新曲「One Heart」を披露した。 向井康二から9人のソロ歌唱が始まるこの曲は 「僕らは一人じゃない」という メッセージが織り込まれた、会えなかった時間を埋めるバラードだ。

岩本の堂々たる口上をはさみ、次なる演目は映画版で話題を呼んだ「九剣士」。 ダークなムードの中に登場したIMPACTors が斬り合いへの期待を高めるセリフを一人ずつ語り、Snow Manが舞台に上 がると激しいアクションが始まる。 映画版で本格的な殺陣に初挑戦したという向井の緩急のある動き、ラウールと目黒蓮の頼もしいバディ感、 艶と力強さが同居する宮舘涼太の剣さばき。 岩本 深澤辰哉 阿部亮平 の蹴りも交えた三つ巴、 佐久間大介の二刀流と渡辺翔太の逆手持ちが観客の目を奪い、最後は敵を斬りまくった後の阿部の治安の悪い舌打ちが演舞場に響き渡った。

岩本、向井、目黒による「変面」も伝統的な演目のひとつ。 白いマントに身を包んではいるが指先の動きにそれぞれの個性が宿り、スッと首を振るとマスクが変わっていくマジカルな動きで神秘的な空気を醸し出していく。続いてはラウールがほとばしるパッションや胸の震えを解き放って踊り、大人の男の落ち着いた色気や儚さを感じさせる深澤、阿部がメンバーカラーの紫、緑の映像をバックに歌う「Maybe」。"ゆり組"によるバラード「My Friend」では、渡辺の歌声はさらに伸びやかに、宮舘のキューブフライングはよりしなやかに。 宮舘の完璧な角度の開脚と渡辺の声が重なり合う瞬間、思わず息を飲むようなエモー ショナルな美が生まれていた。

そこから一度、2階バルコニーにIMPACTorsの影山拓也、横原悠毅が登場し、名物の「腹筋太鼓」へ。腹筋のみならず背筋まで芸術作品のごとく鍛え上げて気合いと余裕でその場の空気を支配する岩本はもちろん、トレーニングで体の厚みを増した渡辺、今年はそけい部の謎の痛みを克服して腹筋の痛みに目覚めたという深澤、特殊な訓練を受けてメカ太鼓で回転する佐久間、向井、目黒と、メンバーそれぞれが汗を光らせた。素肌にジャケットを羽織ったIMPACTorsが映像とリンクしたダンスを見せた後は、すっぽんから登場する佐久間のパートを皮切りに黒と金の新しい衣装での「Black Gold」。映画版のように金網と炎はなくともメンバーカラーの照明の中で一人一人が見せ場を作り、ハードな世界観を作り出した。

恒例の舞台での生化粧タイムの進行を任されたのは、IMPACTorsの基俊介と椿泰我。かつてSnow Manのようにはっぴを羽織ったふたりが、10周年公演で同じ役割を担って涙した渡辺に思い出話を振ったり、Snow Manからのアドバイスを紹介するコーナーも。続いて初披露されたのはIMPACTorsのオリジナル曲「Wildfire」は岩本が振り付けを担当。岩本が五右衛門の化粧を施しながら真顔で首を動かしてリズムをとれば、深澤、ラウールは楽しげに体を揺らしている。細かい手足の動き、指で「W」を作る振り付けなど細部まで岩本らしさが詰まった一曲だ。

そして、阿部と佐久間が女形に挑む「桜の舞」から「滝沢歌舞伎」がスタート。唇を重ねているのでは?というほど接近する阿部と目黒、可憐さの中に色気も加わった佐久間と渡辺による和の''ダブルデート''は、終始うっとりしてしまうほど麗しい。深澤、ラウールが放つ弓を合図に始まる「五右衛門ZERO」は附け打ちの音と大向こうの掛け声が、歌舞伎の楽しさを盛り上げる。舞台「ABKAI」を経験してさらに安定感を増した宮舘から岩本への刀投げも見事に成功。迫力の立ち回りと全員の見得に、盛大な拍手が送られた。映画版のダイジェストが流れた後は、肉体表現で感情を爆発させる「組曲」と華やかな総踊り「花鳥風月」。総使用量10トンという大量の水が降り注ぐ中でふたつの演目に新たな命が吹き込まれ、第一部は幕を閉じた。

第二部の『満月に散る鼠小僧〜残した夢は「笑いあり、涙なし」〜』では江戸の町の人々に夢を見させてくれた鼠小僧亡き後の物語が描かれる。団子屋のお丸(深澤)、二代目鼠小僧になることを期待されている岡っ引きの新吉(岩本)、小判大好きな兄の金之助(佐久間)と蘭学を学ぶ弟の銀之助(渡辺)、黒影組を名乗る盗賊の官兵衛(向井)、半兵衛(目黒)、以蔵(ラウール)は続役。しかし、黒いレースで縁取られた飛沫防止フェイスシールドを持つお丸さんの口から、猫のあべぞう(阿部)があの世にいったことがあっさりと告げられる。新キャラクターは、これまでは奉行所の同心を演じていた宮舘扮する、背中のハート柄はかわいいがダダ漏れする心の声は強気な犬のダテタマ。そして阿部が演じるのは経験不足を責められてキレ芸を見せることもある、岡っ引きの日和見安兵衛だ。新吉に町のヒーローになってほしいと願うお丸と決心がつかない新吉、ひたすらコミカル担当の金さん銀さん、以蔵の心模様の変化によって揺れ動く黒影組と、それぞれのキャラクターの個性が際立ち、テンポよく物語が進んでいく。

大詰めは回転する屋根の上での大立ち回り。金さん銀さんの愛らしい「ハックション!」と同時に桜の花が勢いよく舞い、前回までの大量の水にかわって桜吹雪の中でアクションが繰り広げられる。アクロバティックな動きも得意なダテタマ、いきなり天気予報をする安兵衛、ほうきを武器にして戦うお丸が見得を切る中、新吉はまるでパルクールのように板を利用して軽やかに屋根の上へと登っていく。新吉と以蔵が登ったハシゴが客席にせり出す迫力たっぷりの見せ場を経て小判が降るクライマックスに突入し、Snow Man全員の大見得で幕となった。

フィナーレは、水面ではなく桜の花びらの上で歌う、「滝沢歌舞伎」に欠かせないナンバー「With Love」。ひとフレーズずつ心を込めて丁寧に歌い継いでいくSnow Man、そして舞台へと上がったIMPACTorsの表情からは、映画版から新しく加えられた「今度は必ずみんなで歌おうよ。笑顔で会えるその時まで」という歌詞の意味と、舞台に立てる喜びを噛みしめていることが伝わってきた。

一昨年との大きな違いはもちろん、その間にSnow ManがCDデビューを果たし、さらなる人気グループへと躍進したことだろう。今年の彼らは経験や自信に裏打ちされているであろう、言葉では説明のつかないスターのオーラを纏いながらも、瑞々しいがむしゃらさも決して手放してはいけない。伝統を受け継ぎながら、彼らだけが見せられる唯一無二の新たなステージへ。Snow Manが今、多くの人の心を揺さぶっている理由は何なのか、その答えはこの舞台の上にある。

サンデー毎日 5/9-16 合併号

目指すのは「Top Of The World」

——まだ皆さんのことをよく知らない「サンデー毎日」読者に向けて、グループの紹介や、個人の自己アピールをお願いします。 佐藤新 IMPACTorsは、僕を含めみんな向上心が高く、一つ一つのステージに全力で取り組む熱いメンバーぞろいです。多くの皆さんに魅力を感じていただける自信があります! 基俊介 MC担当の基俊介です。最近は家にいる時間を使って、英語の勉強や読書に挑戦中です。僕たちはまだ結成して間もないグループですが、今までの概念にとらわれず、唯一無二のグループを目指します! 鈴木大河 ダンスパフォーマンスには自信がありますが、オフシーンではボケが渋滞しているようなノリの7人です。僕も本当はボケたいんですけど、ついツッコミに回ってしまいます(笑)。僕はファッションが好きで、おしゃれ番長を目指して、日々研究を重ねています。 山拓 リーダーの影山拓也です。熱量は他のグループに負けないと自負する僕たちの、ダイナミックなパフォーマンスをぜひ見ていただきたいです!僕自身の武器は歌で、今後はミュージカルにも挑戦したいです。そしてもう一つの夢は、「朝ドラ」に出ること! 松井奏 IMPACTorsは、今までにない独自色を持つグループです。クールな黒と色気のあるピンクというグループカラーもその象徴の一つですね。僕のキャッチフレーズは「国民的甥っ子」で、誰からも愛されるキャラと、顔に似合わぬ長身が特徴です! 横原悠毅 IMPACTorsはパフォーマンス能力が高く、強い情熱を持ったグループです。これから必ず時代をつくるので、応援して後悔はさせません。僕の特徴は、名前の画数と二重まぶたの幅が人並みに外れていることです(笑)。 椿泰我 僕たちはグループを組んだ経験がないままいろんな活動をしてきて、グループへの憧れがずっとありました。だからこそこの7人での活動に懸ける思いは強いです。僕はダンスが大好きで、3歳から続けてきました。どんな時でも、みんなを照らせる太陽のような存在ですいたいです!

コロナ禍での制約も成長の糧に

——今回皆さんが登場する「ジャニーズ銀座2021」で、注目してほしいポイントはどこでしょうか? 影山 昨年、コロナ禍で上演できなかったことは本当に悔しかったし、焦りも感じました。でも、再びチャンスをいただけたのも、僕たちを信じてくれたファンの皆さんの声があったから。この気持ちがあるから、どのグループよりも熱いライブになると思います! 上演中止が決まった時は、本当につらかったよね。でも、あきらめずに7人で努力してきたからこそ、リベンジの機会をいただけたと思っています。きっと僕たちとファンの皆さんにとって忘れられない、特別なものになるはずです。 松井 去年の舞台に懸けていた思いは、僕たちが誰よりも強かったと思います。中止になった時の悔しさや不安は、今も忘れていません。それが今年、IMPACTorsという名前をいただいて出演できることになり、本当にうれしいです。 佐藤 今回はまさに「IMPACTors」というテーマの構成で、僕たちらしいステージをお届けできると思います。パフォーマンスの気迫とダイナミックさでは、他のグループに絶対に負けたくないです! 椿 応援してくれる皆さんに直接会ったり、声援をもらったりしたこともまだない僕たちが、去年立てなかった舞台に戻ってきました。一曲一曲がすべて初披露になるこのライブは、すごく熱いものになると思います。 鈴木 お客さんの目の前でのパフォーマンスは初めてで、楽しみ半分、緊張半分です。でも、感染予防で声を出すことができない客席の皆さんも思わず声が出てしまいそうになるほどのエネルギーを届けたいです。 横原 初めてのシアタークリエで、IMPACTorsとしてファンの皆さんの前に立てる喜びと感動を、存分にぶつけたいです!

——ちょうど新年度の始まりの時期です。エンタメの世界も少しずつコロナ禍から立ち直り、今年は昨年溜めてきた力を発揮する年になると思います。ここから1年の、グループと個人の目標を教えてください。 佐藤 まず個人としては、演技のお仕事などいろんな経験をして、それをグループに還元していきたいです。 僕は、バラエティー番組に出演したい。歌やダンスだけでなく、トークでも皆さんを楽しませたいです。 松井 僕自身は、モデル活動が夢で、今は筋トレなど体づくりに励んでいます。恋愛映画など、映像作品にも携わりたいですね。 鈴木 僕も、映像系の作品に出てみたいです。 影山 僕は、マルチに活躍できるタレントが目標です。 横原 僕は4コマ漫画や物語、絵など、クリエーティブ系の特技を生かせるお仕事をやってみたいです。 椿 尊敬するNEWSの増田貴久くん、Snow Man向井康二くんと、それぞれ2人でお仕事させていただくことが目標です。 佐藤 そうやってみんながここに力をつけて、その先にはグループで、アリーナでの単独公演をやりたい! 松井 アリーナクラスの会場でライブしたいというのは、みんなでよく話すよね。 やっぱり先輩たちも通ってきた、アリーナ単独ライブは憧れだからね。 横原 Jr.のグループの中で頭一つ抜けられるように実力を磨いて、大きな会場で、お客さんの前でパフォーマンスしたいよね! 鈴木 ここからの1年は、グループの知名度を高めて、たくさんの人にIMPACTorsを知ってほしい。 椿 僕たちはコロナ禍で、エンタメというものの必要性や、表現方法の制約にとても悩みました。だからこそ、このコロナ禍から立ち直っていく中で、より一層大きくなれると思います。 影山 そして、僕たちの初オリジナル曲のタイトルと同様、「Top Of The World」を目指します。これまでのジャニーズグループが通ってきていない道を切り開き、ジャニーズに新しい世界を皆さんを招きたいです!